2024年5月、リフォームの必要がないのに、うそを言って住宅の修繕工事の契約を結び、宮城県角田市内に住む女性から施工代金をだまし取ろうとしたとして、24歳の男が逮捕されました。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、埼玉県越谷市に住む自称・建設作業員の24歳の男です。警察によりますと、男は2024年5月、宮城県角田市内の住宅を訪れ、この家に住む50代の女性に対し、リフォーム工事をする必要がないにも関わらず「中の板が腐っています。すぐに工事しないと危ないですよ」などと、うそを言って工事の契約を結び、施工代金39万6000円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。女性が不安に思い警察に相談したところ、詐欺と気付き、代金の支払いはしませんでした。 男は飛び込みで住宅を訪れリフォームを勧めるアポインターの役割を担っていたということです。 警察の調べに対し男は「必要のないリフォーム契約を結んだ」などと話し、容疑を認めているということです。 県警によりますと、宮城県内ではリフォーム会社をかたる不審な訪問が相次いでいて2024年1年間に217件の相談が寄せられたということです。警察は男が匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウのメンバーとみて余罪などを調べています。