酒気帯び運転や、学校の備品を盗んでフリマサイトで売ったなどとして、鹿児島県内の教諭ら3人が懲戒処分となりました。 停職6か月の処分を受けたのは、鹿児島地区の中学校に勤務する24歳の男性教諭です。 鹿児島市で先月25日午前2時ごろ、酒気を帯びた状態で車を運転し、陸橋の壁に衝突する事故を起こしました。「ビールとハイボールを3〜4杯ずつ、シャンパン1本を飲んだ」と話しているということです。 県は教諭が逮捕されたかどうかを把握していません。男性教諭はきょう6月18日付けで依願退職しました。 そのほか、大島地区の県立学校に勤務する女性の養護教諭は、学校の備品を盗みフリマサイトで販売したとして、停職6か月の懲戒処分。 大隅地区の県立学校に勤務する男性の実習助手は、フィギュアの箱の中身を入れ替えるなどしてリサイクルショップに買い取らせたとして、停職3か月の懲戒処分となりました。 昨年度、県内では教職員の懲戒処分が28件と過去最多で、今回の3件を含めて今年度は4件です。