少年少女5人に空き巣指示疑い 19歳逮捕、匿流か 三重県警捜査3課

少年少女5人にSNS(交流サイト)で指示を出して空き巣をさせたとして、三重県警捜査3課などは20日、住居侵入と窃盗(空き巣)の疑いで、名古屋市熱田区、建設作業員の少年(19)を逮捕した。 逮捕容疑は先月14日午後、知人の同市名東区、無職少年(19)ら5人に指示し、三重県内の50代と30代男性の住宅2軒に侵入させ、現金10万円と腕時計など32点(時価合計225万円相当)を盗ませた疑い。 同課によると、住宅の防犯装置が作動したことをきっかけに、同日に実行役の5人が見つかり、県警は知人の少年ら16―19歳の男女5人を住居侵入や窃盗などの疑いで逮捕していた。 指示役の少年が知人の少年に対し、匿名性の高いSNSを使って住所や侵入方法、現金の場所、鍵の暗証番号などを伝えていたという。県警は6人の認否を明らかにしていない。 県警は暴力団が関与する匿名・流動型犯罪グループの犯行とみて、グループの実態について調べている。

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