オンラインカジノで常習的に賭博をしたとして、警視庁がフジテレビの社員・鈴木善貴容疑者(44)を逮捕したことが6月23日、大々的に報じられた。 鈴木氏は海外で運営されているオンラインカジノサイトにスマホなどでアクセスし、常習的にバカラ賭博などをした疑いが持たれている。警視庁がオンラインカジノの利用に常習賭博罪を適用して容疑者を逮捕するのはこれが2例目となる。 鈴木氏はこれまでに多額の現金を賭けていたようで、別の社員からも借金をしていたという。そんな鈴木氏は過去、ハライチと神田愛花(45)がMCを務める昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)の総合演出などを担当していた。 フジテレビは5月、社員2人がオンラインカジノで賭博行為を行なっていたことが社内調査で認められたとして戒告の懲戒処分を下しており、鈴木氏はそのうちの1人だと見られているという。 「社内調査で鈴木氏は、賭博罪の時効(3年)がすでに成立している時期にやめたと説明していたが、その後の警察の捜査で、今年も入ってからもオンラインカジノで賭博を行なっていたことが判明したと報じられていますね。 逮捕されてしまった鈴木氏ですが、仕事ができるディレクター・プロデューサーとして外部、他局のテレビマンにも名が知られた存在です。面白いことを追求していく生粋のバラエティ職人といった人ですが、同時に、周囲に対して厳しいということはほとんどなく、優しくて人当たりのいい人でもあったんです。 テレビ業界にはADなどへの当たりが強い人も多く、少し前までパワハラも蔓延していました。中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発した一連の問題を受け、フジテレビなどが設置した第三者委員会はその点も調査してフジ内の問題が指摘されましたが、鈴木氏はそういったパワハラとは縁遠い人でもありました。それだけに番組関係者からも好かれ、演者からの信頼も厚かったんです」(芸能プロ関係者) 鈴木氏は現在は制作統括を務める『ぽかぽか』のほか、『ネプリーグ』などのバラエティ番組を担当。過去には『アウト×デラックス』や『さんまのお笑い向上委員会』、『ホンマでっか!?TV』(すべてフジテレビ系)なども手掛けていた。 「明石家さんまさん(69)やマツコ・デラックスさん(52)からも絶大な信頼を寄せられているといいますね。 ただ、鈴木氏は無類のギャンブル好きで、しかも強くはなかった。負けて借金をし、そのお金でまた賭けて負けてしまう……ということを繰り返していたと見られています」(前同) 鈴木氏の逮捕報道を受け、 《逮捕までは中々やな。。。》 《逮捕までいく場合もあるのね》 《プロ野球選手や芸人の時の警察の対応より厳しいですね。サラリーマンがどれ程の金額を賭けていたのか、凄く気になります》 《スポーツ選手や吉本のお笑い芸人は、逮捕されずに済んでいる。この違いはなんだろう。悪質さ?》 《オンカジでフジの社員逮捕とは って「ぽかぽか」大丈夫?》 《懐はぽかぽかじゃなかったんですね》 《スポンサーの7割が撤退してたところ泣きっ面に蜂というより自業自得ですね》 といった声がXには寄せられている。