今年5月、福岡県筑後市で酒を飲んで車を運転したとして、24歳の会社員の男が逮捕されました。 事件当時、男の呼気からは基準値の4倍を超えるアルコールが検出されていましたが、警察の聞き取りに対し「奈良漬けを食べた」などと話していたということです。 道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたのは、福岡県久留米市に住む24歳の会社員の男です。 会社員の男は5月24日午前1時ごろ、筑後市熊野で酒を飲んで乗用車を運転した疑いが持たれています。 「青信号でも発進しない車がある」との通報を受け、駆けつけた警察が停止したままの乗用車を発見。 運転席で寝ていた会社員の男に声をかけ呼気を調べたところ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されていました。 会社員の男が乗っていた車が停止していたため、警察が目撃証言を集めたり防犯カメラの映像を調べたりするなどの裏付け捜査を進めた結果、男が飲酒運転をした疑いが強まったということです。 事件当時、現場で「奈良漬けを食べた」などと話していた会社員の男は、逮捕後の取り調べに対しては「私はよく覚えていないのでなんとも言えません。当時、警察署に行ったことは覚えています。それ以外はよく覚えていません」などと話し、容疑を否認しています。