小規模事業者向けのコロナ対策補助金150万円詐取でウェブ制作会社の社長ら男3人を逮捕 50件以上の申請で7500万円以上詐取か 警視庁

小規模事業者向けの新型コロナ対策補助金150万円を不正に受け取ったとして、ウェブ制作会社の社長の男ら3人が逮捕されました。3人は、7500万円以上の補助金をだまし取ったとみられています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・港区のウェブ制作会社「I.G.I.E」の社長・石橋卓磨容疑者(37)とイベント会社役員の内田雅仁容疑者(41)、自営業の平田晋作容疑者(40)の3人です。 石橋容疑者らは2021年4月から9月にかけて都内の男性(30代)が新型コロナに対応するための事業を行ったように装い、虚偽の補助金申請書を提出し、独立行政法人「中小企業基盤整備機構」から現金150万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、平田容疑者と内田容疑者は個人事業主らが集まるイベントを開催。イベントで知り合った男性らに対し、後日、オンライン説明会で「国からの補助金で最大150万円受給できる」「計画書をつくらないといけないので支援します」などと説明し、不正受給する人を勧誘していたということです。 不正受給で得た150万円のうち135万円は石橋容疑者らが得ていて、警視庁は2020年3月から2021年12月までの間で50件以上の不正申請を行い、7500万円以上をだまし取っていたとみて詳しく調べています。

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