フジテレビ『ぽかぽか』アナも部長もオンラインカジノ汚染…中居問題から続く “隠蔽体質” に「社内はボロボロ」の悲鳴

フジテレビの凋落が止まらない。中居正広によるフジテレビの元女子アナへの性加害問題は、中居の “反撃” によって新たな展開を迎えたが、並行して、この問題に匹敵するほどの大問題が浮上した。 きっかけは、フジテレビの山本賢太アナウンサーのオンラインカジノ問題だった。2024年5月から7月にかけて海外のカジノサイト「ミスティーノ」にスマートフォンから接続し、バカラ賭博をした疑い(単純賭博)で、6月24日、書類送検された。 山本アナは、任意の調べに容疑を認め、「動画配信サイトやテレビで広告が流れており、違法ではないと考えていた」と供述している。これまで、計約1250万円を入金し、約400万円の損失だったという。 山本アナはまだ27歳の若さだが、1000万円以上のお金を入金できたことに驚きの声も寄せられている。しかし、この金額をはるかに上回る事件が起きた。しかも、山本アナの上司によってだ。 6月23日、フジテレビのバラエティ制作部の企画担当部長、鈴木善貴容疑者がオンラインカジノでおよそ1億円を賭けたとして逮捕された。 2人は、昼のバラエティ番組『ぽかぽか』で担当アナウンサーと総合演出という上司部下の間柄だった。山本アナは任意の調べに対し、「カジノをやりたいと思い、鈴木容疑者に教わった」などと話しているという。 これまでも、オンラインカジノに関して、お笑いタレントやプロ野球選手の利用が発覚しているが、鈴木容疑者のように逮捕されるのは珍しい。スポーツ紙芸能デスクがこう話す。 「鈴木容疑者がおこなった賭博行為は、2024年9月ごろから2025年5月ごろまでと長く、常習性があったことがあげられます。そのため、『単純賭博』ではなく『常習賭博』の疑いで逮捕されたのです。 さらに、その期間中に入金したのは、鈴木アナとは桁が違う1億円以上という高額性も問題となっています。収支もマイナス2400万円ときわめて大規模です。 そして、会社から処分されたあと『もうやめました』と噓をつきながら続けていた悪質性も問題となったようです。以上のことから、書類送検ではなく、逮捕となったようです」 フジテレビとしては、中居問題が決着に近づいたと思いきや、思いもよらぬ “反撃” で、依然として収束が見えないことに加え、突如飛び出したオンカジ問題で、局内はボロボロだという。フジテレビ関係者がこう嘆く。 「中居問題に続き、今度はカジノ問題で、しかも逮捕までいってますからね。発覚したのはもっと前のようですし、『また隠蔽か』と局内では囁かれています。 会社からは『襟を正し、社会人らしい行動を』なんてことを言われていますが、問題を起こすのは上層部の人間ばかり。若い世代のやる気はどんどん削がれています」 問題を起こし、その都度謝ってみせても、局の体質はそう簡単には変わらない。立ち直るまでには、まだまだ時間がかかるだろう。

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