必要な説明せずにモペットの違法運転を黙認か 大阪府警が販売店の経営者らを逮捕 ホームページには「無言購入歓迎」と記載…

客の違法運転を黙認か。モペット(ペダル付き電動バイク)の販売をめぐり、大阪府警が摘発です。 道路交通法違反ほう助の疑いなどで逮捕・送検されたのは、大阪市中央区のモペット販売店「G+EBIKEDOCTOR」の、中国籍の経営者(41)ら男女4人です。 大阪府警によりますと、4人は6月上旬、モペットを販売する際に、客に対してナンバープレートの登録が必要であることを、説明しなかった疑いなどが持たれています。 大阪府警がインターネット上の販売サイトなどを警戒していたところ、4人が違法な販売をした可能性が浮上したということです。 近ごろ、街で目にする機会が増えた「新しい乗り物。その中でも」モペット」は一見すると自転車にも見えますが、ペダルを漕がなくても走行できるため、電動アシスト自転車ではなく原付バイクと同じ扱いです。そのため、運転免許が必要で、ナンバープレートを取り付ける義務があります。 警察庁は、モペットの販売事業者に対し購入者の免許の確認を徹底することなどを求めていますが、今回摘発された店のホームページには「無言購入歓迎(おすすめ)」など、何も確認しないことをウリにするかのような文字が…。 4人は、客がモペットを違法な状態で運転する可能性を黙認していたとみられています。 大阪府内では、モペットが関連する人身事故が、去年1年間で23件と増加していて、大阪府警は販売事業者と利用者、双方への取締りを強化しています。

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