マカオ、カジノ勤務の男が工事現場から電動工具盗む

マカオ治安警察局は6月24日、タイパ島の工事現場に侵入し、電動工具1台を盗んだとしてマカオのカジノ施設にピットスーパーバイザーとして勤務する40代のマカオ人の男を逮捕したと発表。 同局によれば、今年(2025年)4月5日、タイパ島の山の斜面の補強工事を請け負う事業者から工事現場への不審者の侵入が確認されたとする通報が寄せられたとのこと。この工事現場では、今年3月25日夜に電動工具1台なくなり、何者かが侵入して盗んだものとみて監視カメラを設置したばかりだったという。 通報を受けた同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システム、現場の監視カメラ映像、通報者が提供した情報をもとに容疑者として特定し、男が6月19日に青茂イミグレーションから中国本土へ出境する際、同施設内で逮捕に成功。 男は同局の調べに対し、つい出来心でやってしまったと容疑を認め、その後の男の自宅に対する捜索で当該電動工具が発見された。同局では、男を刑法第197条の窃盗罪で検察院送致する方針とした。

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