神戸海上保安部は２６日、請け負った遺品整理で回収した物品を神戸市東灘区の海に捨てたとして、２６歳の男２人を逮捕・送検したと発表しました。 【写真＝回収された「遺品」神戸海上保安部提供】 廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、神戸市東灘区のアルバイトの男（２６）と神戸市灘区の会社員の男（２６）です。 神戸海上保安部によりますと、２人は１月２５日早朝、東灘区の海に遺品整理で回収した衣類や布団など、合計１７７．８６キログラムを捨てた疑いが持たれています。 １月２５日に通行人から「コンテナバックなどが浮いていて、船のプロペラに巻き付いたら危ない」と１１８番通報があり、神戸海上保安部が駆けつけたところ、海に不法投棄された物品を確認したということです。 衣類の他にはプラスチックケースや梱包テープが入った買い物かごなどがあったといい、２人は小型のトラックで荷台から海に投棄したとみられています。 警察の調べに対し２人は容疑を認めているということです。