つがる市の古民家に火をつけた放火の疑いで、関東の保険調査員の男たち4人が送検されました。 古民家には多額の保険金が掛けられていて、保険金目的の放火の可能性も視野に捜査しています。 2022年に撮影されたつがる市木造の古民家です。 茅葺きにトタンがかぶせられた屋根の家が…。 炎に包まれたのがおととし11月。 この火事を巡り逮捕され、きょう送検されたのが関東の男4人でした。 送検されたのは神奈川県川崎市の稲葉寛 容疑者57歳と、東京都調布市の保険調査員 深町優将容疑者53歳、神奈川県川崎市の自称ブロガーの杉澤大維容疑者27歳、それに東京都品川区の自称鉄道作業員 矢部壱成容疑者27歳です。 4人は共謀し、おととし11月11日から12日までの間に矢部容疑者が所有するつがる市の古民家に火をつけた放火の疑いが持たれています。 警察などによりますと、この古民家は2022年4月23日に前の所有者の女性から矢部容疑者の名義で購入されました。 おととし7月には矢部容疑者と東京都練馬区の71歳の男性が賃貸契約を結んでいました。 ★近くの人 「そちらを買った方が聞くところによると、若い方とそれからもう一人年配の方と何人かで、一緒に老後を過ごすために買ったみたいに聞いていて」 これまでの調べで古民家には多額の保険金が掛けられていたことが分かっています。 警察が保険金目的の放火を視野に捜査しています。