約6時間半飲酒後、車内で仮眠…朝運転したら“酒気帯び”だった 3等陸曹が停職3か月 3日前に別部隊の自衛官も…東千歳駐屯地

北海道千歳市の陸上自衛隊東千歳駐屯地に所属する29歳の自衛官が酒気帯び状態で運転したとして、3か月の停職処分を受けました。東千歳駐屯地では、別の部隊の自衛官も飲酒運転で停職処分を受けたばかりでした。 6月30日付で懲戒処分を受けたのは、東千歳駐屯地の第1高射特科団本部付隊に所属する3等陸曹(29)です。 陸上自衛隊によりますと、この3等陸曹は、2023年10月8日、札幌市内の飲食店で酒を飲んだ後、酒気を帯びた状態で自分の車を運転しました。 3等陸曹は、この日非番で、飲食店の近くの駐車場に車を止めて入店し、午後7時半から翌日午前2時ごろまで、約6時間半にわたって居酒屋などで飲酒したということです。 飲酒後、3等陸曹は車内で仮眠をとり、朝になって帰宅するため車を運転していましたが、警察に停止を求められ、呼気検査を受けたところ、基準値以上のアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで逮捕されたということです。 警察から部隊に連絡があり、その後、事実関係を確認、6月30日付で、3等陸曹を停職3か月の処分としました。 自衛隊からの聴き取りに対し、3等陸曹(29)は、酒気帯び運転したことを認めた上で「深く反省しています」と話しているということです。 処分を受けて、第1高射特科団本部付隊長の別所伸弘3等陸佐は「このたびの事案を受け、今後は所属隊員に対する服務指導および教育を徹底し、規律心の向上をはかり再発防止に万全を期する所存です」とコメントしています。 東千歳駐屯地では、第7特科連隊に所属する3等陸曹(27)も、2023年10月、飲酒後、車内で仮眠してから酒気帯び状態で運転したとして、6月27日付で停職処分を受けたばかりでした。

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