絶滅の恐れがあるカメとカメレオンを、タイから密輸しようとした疑いで21歳の男が逮捕されました。 捜査関係者によると、関税法違反の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の21歳の男です。 男は去年11月、絶滅のおそれがある野生動物の保護を目的としたワシントン条約で、許可なく輸入することが禁止されているカメ2種類とカメレオン、あわせて6匹を、タイから関西空港に密輸しようとした疑いが持たれています。 男のスーツケースには、プラスチック製の保存容器が入っていて、その中にカメなどの爬虫類や昆虫あわせて80匹ほどが入っていたということです。 調べに対し男は「ワシントン条約に該当するとは知らなかった」と容疑を一部否認しています。