ことし5月末、北海道新ひだか町で無免許で普通自動車を運転したとして、17歳の少年が逮捕されました。 無免許運転の疑いで逮捕されたのは、北海道日高地方に住む17歳の自称漁師の少年です。 少年は、5月31日昼ごろ、新ひだか町東静内付近の道路で、無免許で乗用車を運転した疑いが持たれています。 警察によりますと、パトロール中の警察官が、警察車両を見つけて逃げる不審な車を発見し、停車させたところ、免許証をもった少年の知人女性が運転していましたが、逃げた理由などを聴くうちに、一緒に乗っていた少年も無免許で運転していたことが発覚しました。 警察は、裏付け捜査を進め、容疑が固まったとして7月2日に少年を逮捕しました。 取り調べに対し、17歳の自称漁師の男は「運転したことに間違いありません」と容疑を認め、「温泉施設に向かうために運転した」などと話しているということです。 少年が運転していた乗用車は、少年の別の知人のもので、警察は、少年が日常的に無免許運転を繰り返していなかったかどうかなど、当時の状況を調べています。