無許可で接待営業を行ったとして東京・荒川区のスナックが摘発されました。 風営法違反の疑いで摘発されたのは、荒川区町屋のスナック「花」で、経営者の鈴木由美子容疑者(63)は風俗営業の許可を得ずに、複数の女性従業員に客の横に座らせて接待営業をさせたとして、きのう、現行犯逮捕されました。 取り調べに対し鈴木容疑者は、「こういう接待をしてはいけないと分かっていたが、客からの要望や売り上げを上げるために接待させていました」などと容疑を認めているということです。 店では女性従業員らが、男性客の隣に座って会話をしたりお酒を作ったりするなどしていたということです。 警視庁によりますと、店は7年前から営業していて、これまでに複数回にわたり行政指導を受けていましたが、無許可営業を続けていたということです。 先月施行された改正風営法では、無許可営業をした経営者など個人への罰則は2年以下から5年以下の拘禁刑に、罰金は200万円以下から1000万円以下に引き上げられています。