競艇の払戻金350万円ひったくり疑い、23歳の男逮捕 「当たった」被害男性の声聞いて狙ったか 兵庫・姫路

兵庫県姫路市で昨年8月、70代の男性からボートレースの払戻金をひったくったとして、兵庫県警捜査3課と姫路署などが、窃盗の疑いで同市のとび職の男を逮捕していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。神戸地検姫路支部が窃盗罪で起訴している。 逮捕、起訴されたのは男(23)。起訴状などによると昨年8月17日午後8時25分ごろ、姫路市魚町で、近くの場外舟券売り場から出てきた70代男性に後ろから近づき、現金約350万円などが入った手提げ袋を盗んだとされる。 男性は県警に、ヘルメットをかぶった男が袋をひったくった後、ミニバイクで逃げたと説明していた。防犯カメラ映像の捜査などで男が浮上し、5月中旬に逮捕していた。 捜査関係者によると、男性は被害に遭う直前、舟券売り場内で「当たった」などと大声を上げていた。県警は、男がこれを聞いて男性を狙ったとみている。

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