5月から6月にかけて、北海道美唄市の民宿に連泊し、代金を払わなかったとして、76歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職、新妻賢二容疑者76歳です。 新妻容疑者は、5月17日から6月18日まで、代金を支払う意思もないのに、美唄市内の民宿で宿泊や飲食など約21万円相当のサービスを受けた疑いが持たれています。 民宿を出たまま戻って来ないことを不審に思った民宿が、6月23日に警察に届け出ていました。 詐欺事件として新妻容疑者の行方を捜査していた警察は、7月4日札幌市の地下街で見つけ逮捕しました。 取り調べに対し、新妻容疑者は「弁護士が来てから考えます」と話し、容疑を認めるかどうか留保しているということです。 逮捕当時、新妻容疑者に所持金があったかどうか警察は明らかにしていません。 警察は、動機や民宿を出た後の足取りなどを調べています。