プーチン大統領が解任したロシア運輸相が自殺か クルスク州の防衛施設めぐる事件に関与の報道も

ロシアでプーチン大統領に解任されたスタロボイト運輸相が死亡しているのが見つかりました。自殺とみられます。 プーチン大統領は7日、スタロボイト運輸相を解任する大統領令に署名しました。解任の理由は説明されていません。 その後、ロシア連邦捜査委員会はスタロボイト氏がモスクワ郊外で車の中で死亡しているのが見つかったと発表しました。銃で自殺したとみられるということです。 スタロボイト氏は、ウクライナ軍による越境攻撃を受けた西部クルスク州の知事を去年5月まで務めていました。 コメルサント紙は、クルスク州の国境防衛施設の建設をめぐって前知事らが横領の疑いで逮捕された事件に関連し、スタロボイト氏にも嫌疑がかけられていたと伝えています。 一方、ロシア国防省は7日、ウクライナ東部ドネツク州に隣接するドニプロペトロウシク州の集落ダチネを制圧したと発表しました。事実であれば、ウクライナ侵攻開始後、ドニプロペトロウシク州で初めての制圧となります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする