パキスタン北部の路上で先週、女性と子どもがライオンに襲われ大けがをしました。ライオンはペットとして飼われ脱走したもので、違法に飼育した疑いで5人が逮捕されました。 パキスタン北部パンジャブ州の路上で、塀から飛び出してきたライオン。 人々は一目散に逃げ出しますが、ライオンはピンク色の服の女性に襲いかかります。 ライオンはペットとして飼われ脱走したもので、飼い主とみられる男性が追いかけますが、子どもに飛びかかると、逃げていきました。地元メディアによりますと、襲われた女性と子ども2人が重傷だということです。 地元政府は、野生動物の違法飼育の疑いで捜査し、13頭のライオンが押収され、5人が逮捕されました。 ロイター通信などによりますと、パキスタンでは富裕層の間でライオンやトラなどをペットにするのがステータスとなっていて、パンジャブ州全体では584頭が飼育されているということです。