52歳男に懲役17年求刑 新宿タワマン女性刺殺 東京地裁

東京都新宿区のタワーマンション敷地内で昨年5月、住人の平沢俊乃さん=当時(25)=を刺殺したとして、殺人罪などに問われた和久井学被告(52)の裁判員裁判の論告求刑公判が10日、東京地裁(伊藤ゆう子裁判長)であり、検察側は懲役17年を求刑した。 和久井被告は起訴内容を認めている。弁護側は平沢さんが悲鳴を上げ、逃げられたためパニックになって殺害したなどと主張している。 検察側の冒頭陳述によると、和久井被告は平沢さんが経営するガールズバーやキャバクラの客で、2022年に平沢さんへのストーカー行為で逮捕された。事件直前、平沢さんが和久井被告について言及したライブ配信動画を視聴し、ナイフを持って待ち伏せし殺害した。 起訴状によると、和久井被告は昨年5月8日、果物ナイフ2本で平沢さんの胸や腹を複数回刺すなどし、外傷性ショックで死亡させたとされる。

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