日本の歴史歪曲(わいきょく)に憤り、ソウル竜山区(ヨンサング)にある日本国際交流基金文化センターに火を付けようとした60代男性Aが警察に検挙された。 ソウル竜山警察署は10日、Aを現住建造物等放火未遂・住居侵入容疑で現行犯逮捕したと明らかにした。 Aは前日午前6時50分ごろ、日本国際交流基金文化センターに入って放火を試みた容疑がもたれている。 建物管理人が制止して実際に火災に広がることはなかった。 Aは日本の歴史歪曲に反感を持って犯行に及び、現場に出動した警察に検挙された当時、引火性物質などを持っていたという。 警察はAに対して拘束令状を申請する予定だ。 日本国際交流基金ソウル文化センターは国際文化交流事業を推進するための専門機関で、韓国に日本文化を紹介し、両国間文化交流を促進することを目的としている。