甲府市中心街のガールズバーで無許可で女性従業員に客の接待をさせたとして11日夜、経営者の暴力団組員の男ら3人が現行犯逮捕されました。6月28日に施行された改正風営法での摘発は県内初です。 11日深夜、突如として甲府市中心街に現れた多数の捜査員。ガールズバーの摘発の瞬間をカメラが捉えました。 風営法違反の無許可営業の疑いで現行犯逮捕されたのは、甲府市下飯田2丁目の風俗店経営で指定暴力団稲川会四代目山梨一家萩原組組員、小泉観星容疑者(28)と甲斐市富竹新田の風俗店店長、鈴木翔悟容疑者(29)、甲府市住吉2丁目の風俗店従業員、小泉龍之介容疑者(28)の3人です。 県警によりますと、3人は11日午後11時40分ごろ、甲府市中央1丁目のガールズバー「YL」とガールズバー「YELLOW」で、県公安委員会の許可を受けずに女性従業員にカウンター越しに客の談笑相手をさせるなど、接待営業をした疑いが持たれています。 6月28日に施行された改正風営法では無許可営業の罰則が個人は5年以下の拘禁刑、1000万円以下の罰金に強化されました。改正風営法での摘発は県内で初めてです。