「好きだ」「結婚するために引っ越す」などと送り信用させ… SNS型ロマンス詐欺事件の容疑者として大阪在住の男を山形県警が逮捕 天童市の女性が1000万円超の被害か

マッチングアプリを通じて知り合った天童市の女性から現金26万円をだまし取ったいわゆるSNS型ロマンス詐欺事件の容疑者として大阪在住の男が逮捕され、15日、送検されました。警察は、男が女性から1000万円以上をだまし取ったとみて余罪を追及する方針です。 詐欺などの疑いで逮捕・送検されたのは大阪市西成区の塗装業・宮内潤一郎容疑者(26)です。 警察の調べによりますと宮内容疑者は、2024年7月下旬、マッチングアプリを通じて知り合った天童市内の30代女性に対し、電話やSNSで「ヤミ金に返済しないといけないから26万円を貸してほしい」などとうそを言いました。その上で10月、宮内容疑者が管理している口座に現金26万円を振り込ませてだまし取った疑いです。 宮内容疑者は女性と直接会ったことはなく、「好きだ」「結婚するために引っ越す」などのメッセージを送り、女性に好意を持たせ信用させていました。 こうした手口から警察はSNS型ロマンス詐欺事件として捜査を進めていたところ、口座の引き出し状況などから宮内容疑者の関与が分かったということです。 宮内容疑者の認否について警察は、「捜査に支障が出る」として明らかにしていません。 女性は、今回の26万円のほかに1000万円以上の被害に遭っているとみて警察は、宮内容疑者の余罪についても追及する方針です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする