ドローンの目標地点は金正恩総書記の公邸? 北朝鮮からの攻撃“誘発”疑惑で…韓国特別検察官が捜査本格化

韓国の特別検察官が、尹錫悦前政権による北朝鮮へのドローン侵入疑惑について、本格的な捜査を開始した。発端となっているのは、北朝鮮が2024年10月「韓国軍が平壌上空にドローンを飛ばしビラを散布した」と主張した出来事。韓国軍は事実関係の確認を避けていたが、実は「尹政権が北朝鮮に無人機を飛ばすよう指示し、攻撃を誘発しようとした」のではないかとの衝撃の疑惑にまで発展しているのだ。 外国との軍事衝突を誘発しようとする「外患罪」は、認められれば死刑か無期懲役が科される韓国で最も重い罪の一つだが、前の尹錫悦政権が「非常戒厳」を宣言する理由作りとして、無人機を飛ばした疑いがあると伝えられている。軍からの情報提供を受け国会で報告した国会議員は「知らぬ間に戦争がすぐそこまで近づいていた」と危機感をあらわにする。

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