茨城県境町の国道で6月、飲酒した状態で乗用車を運転し、対向車と衝突して男性を死亡させたとして、水戸地検下妻支部は18日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪で、栃木県野木町、無職松田駿介容疑者(36)を起訴した。茨城県警によると、被告は事故地点まで約3キロ逆走していた。 起訴状によると6月9日夜、交差点で対向車線に進入して時速90キロ以上で逆走し、対向車の会社員綿引圭吾さん(27)=さいたま市=を死亡させたとしている。地検は認否を明らかにしていない。 茨城県警は6月27日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の疑いで逮捕していた。