「イライラして手が…」認可保育所で園児を殴る カメラで発覚、容疑で元保育士の男を逮捕

認可保育所で当時4歳の園児を殴ったとして、警視庁月島署は22日、暴行の疑いで、東京都世田谷区宮坂、元保育士、浜野貴史容疑者(39)を逮捕した。調べに対し、「自分の体調も悪くイライラして手が出てしまった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は6月17日午前11時半ごろ、中央区の認可保育所「ほっぺるランド佃」で、勤務中に男児の右腹部を殴ったとしている。男児にけがはなかったという。 署によると、浜野容疑者は給食の配膳でほかの保育士がいない部屋で、男児の着替え対応中に暴行を加えたという。室内に設置されたカメラを確認した保育所が保護者らに連絡し、保護者が署に相談し事件が発覚した。 6月26日にも別の園児に暴行を加えるなどの様子がカメラに映っており、署は詳しい状況を調べている。 保育所の運営会社は、不適切な保育の事案について7月に公表し、浜野容疑者を懲戒解雇した。運営会社は「再発防止策のさらなる強化に取り組んでまいります」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする