「事件関与の疑いがかけられている」「資産を確認する必要がある」と電話、500万円相当の暗号資産をだまし取られる

いわき市の80代女性が22日までに、警察官や検事を名乗る男らに500万円相当の暗号資産をだまし取られたといわき中央署に届け出た。同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。 同署によると、女性方に6月5日、薬局の職員を名乗る男から「違法な薬を買っていませんか」と連絡があり、交流サイト(SNS)に誘導された。その後、電話で警察官や検事を名乗る男から「犯人が逮捕されたが、あなたの口座に、お金を振り込んでいるので、事件に関与している疑いがかけられている」「口座のお金が犯罪に使われていないと証明するためには、新たな口座を開設し、資産を確認する必要がある」と言われたという。女性は指定されたアドレスに500万円相当の暗号資産を送金した。 送金後に連絡が取れなくなったことを不審に思った女性が今月8日、同署に相談し、被害が発覚した。

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