中学3年生の女子生徒を自宅に招きわいせつな行為をする様子を撮影していたなどとして、教諭の男が懲戒免職となりました。 23日付で懲戒免職となったのは、神奈川県内の公立中学校に勤める教諭の男(40代)です。 神奈川県によりますと、教諭の男は去年3月、担任を受け持っていたクラスの中学3年生の女子生徒を自宅に招き、下着を脱がせて胸をもむなどしたということです。 男は女子生徒に「おでかけしよう」などと言って自身が運転する車に誘い、自宅に隠しカメラを設置して女子生徒の胸をもむ様子を撮影していたということです。 男は先月までに、不同意わいせつと性的姿態撮影の罪で逮捕・起訴されています。 男は県の聞き取りに対して、「良いことがあった時に生徒へのご褒美のつもりで抱きしめた」「恋愛感情はなかったが、かわいいと思って触りたくなった」などと話しているということです。 また、神奈川県は23日、2023年から去年にかけて通勤途中に駅などで繰り返し、女性の下着をスマートフォンで盗撮したなどとして、神奈川県横須賀市の小学校に勤める教諭の男性(28)も懲戒免職としました。 教諭の男性はことし、性的姿態撮影容疑で書類送検されましたが、起訴猶予処分となっていて、県の聞き取りに対して「高校生らしき女性を対象に、100~200件盗撮した」などと話しているということです。