欠航便の乗客になりすまして補償金790万円分だまし取ったか ANA沖縄空港の元従業員逮捕 半年あまりで380回申請

飛行機の欠航などによる航空会社の補償手続きを悪用し、乗客になりすましておよそ790万円分の電子マネーをだまし取ったとして、ANA沖縄空港の元従業員が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、那覇市のANA沖縄空港の元従業員、仲里龍摩容疑者(30)です。 警察や全日本空輸によりますと、補償を申請しようとした乗客から「申請ができない」と問い合わせを受けて事件が発覚。 社内で調査したところ、仲里容疑者が乗客になりすまして申請し、去年9月からことしの4月にかけて、およそ380回にわたり790万円分の電子マネーをだまし取ったことが分かったということです。 ANAホールディングスは「お客様にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。信頼回復に向けて再発防止を徹底してまいります」とコメントしています。 補償対象の乗客には謝罪とともに、申請の案内を改めてメールで送ったということです。 警察が余罪の有無を含めて調べています。

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