きのう夜、富山市の繁華街で県警の捜査員らが飲食店に対し、暴力団排除を呼びかけました。 昨夜、県警の捜査員ら20人が立ち入りを行ったのは暴力団排除特別強化地域に指定されている富山市の桜木町と富山駅前の飲食店です。 捜査員らはスナックやキャバクラなどおよそ60店舗を訪問し、暴力団排除を呼びかけるステッカーやチラシを配布し、風営法の順守を呼びかけました。 風営法をめぐっては、違法なメンズエステ店の経営に関わったとして今年5月に富山大学の准教授の男が逮捕されたほか、今月15日には一連の捜査の中で暴力団組長の男も逮捕されています。 県警組織犯罪対策課・浅井亨二課長補佐 「恐れずにみなさんで協力して暴力団に立ち向かうということが必要。スクラムを組んで暴力団排除の機運を高めていければ」 警察は暴力団に関する悩みがあれば、県警本部や近くの警察署に相談するよう呼びかけています。