佐賀県伊万里市の住宅で親子が男に襲われた強盗殺人事件で逮捕されたベトナム国籍の男は容疑を否認しています。 強盗殺人などの疑いで逮捕されたのは佐賀県伊万里市に住むベトナム国籍の技能実習生、ダム・ズイ・カン容疑者(24)です。 カン容疑者は26日午後、近所の住宅に押し入り住人の椋本舞子さん(40)を脅して現金1万1000円を奪った上、ナイフで切りつけて殺害した疑いです。椋本さんの70代の母親も首などを切りつけられケガをしています。 カン容疑者は「何も話したくありません」と話し、容疑を否認しています。 警察によりますと、カン容疑者が住んでいた寮の捜索で、凶器とみられる、血のついた刃渡り13.5センチのナイフが押収されています。 警察は28日、カン容疑者を送検し、動機や椋本さんとの面識の有無などを捜査する方針です。