山口県警下関署は28日、住宅に火をつけて外壁を焦がしたとして、北九州市の無職の男(70)と下関市の男(68)2人を現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕しました。 警察によりますと2人は今年6月10日午後11時50分ごろ、山口県下関市の木造2階建ての住宅に火をつけましたが、通行人が発見して消火。外壁を焦がしたにとどまり、その目的を遂げなかった疑いが持たれています。 住宅には80代の女性と成人の息子2人の合わせて3人が住んでいて、当時は全員家にいましたが、けがはありませんでした。男2人のうち少なくとも1人はこの80代の女性と知人関係にあったということです。 警察は共犯事件として男2人の認否を明らかにしていません。警察で火をつけたいきさつを調べています。