押収された刃物4本は殺傷力の高いものだと判明 男は刃物を左右の手で1本ずつ持ち2本は腰付近につける 水戸6人重軽傷事件

きのう夕方、茨城県のJR水戸駅近くの路上で通行人6人が男に切りつけられるなどし、重軽傷を負った事件で、現場で押収された刃物4本全てが殺傷力の高いものだったことが新たにわかりました。 きのう午後6時すぎ、JR水戸駅近くの路上で刃物を持った男が突然、通行人6人を切りつけるなどしました。20代から70代の男女6人がけがをし、このうち2人が重傷を負いました。 救護に当たった人 「(道路側に倒れていた人が)額とおなかと手首を切られてて、歩道の真ん中にいた(別の)方が手首をざっくり切られていて」 警察は、殺人未遂の疑いで自称・現場近くに住む塩原弘和容疑者(48)を現行犯逮捕しました。塩原容疑者は容疑を認めているということですが、その後の捜査関係者への取材で、現場で押収された刃物4本全てが殺傷力の高いものだったことがわかりました。 刃物4本のうち、少なくとも3本が特殊な形状をしていて、サバイバルナイフようなものが含まれていたということです。 事件当時、塩原容疑者はこれらの刃物を左右の手で1本ずつ持ち、残り2本は腰付近に身につけていたということです。 警察は塩原容疑者が通行人を無差別に切りつけた可能性があるとみて捜査しています。

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