先月、松山市のマンションで元交際相手の女性を包丁で刺し、殺そうとしたとして逮捕された18歳の男について、松山家庭裁判所は、きょう刑事処分が相当として松山地検に逆送致する決定をしました。 逆送致の決定を受けたのは福岡県に住む18歳の無職の男です。 この男は先月15日、松山市清水町のマンションで元交際相手の18歳の女性の太ももや背中を包丁で刺し殺そうとした疑いがあるとして、殺人未遂の疑いで逮捕・送検されました。その後、松山地検は松山家庭裁判所に送致していました。 きょう開かれた審判で松山家庭裁判所は、刑事処分の措置が相当として、男の身柄を再び松山地検に送る逆送致の決定をしました。 成人年齢が18歳に引き下げられた2022年4月以降、18歳と19歳は特定少年として少年法の適用対象となっています。 松山地検が起訴すれば、この18歳の男は20歳以上と同様の扱いで刑事裁判を受けることになります。