大阪市東住吉区の長居公園で、現金が入ったかばんなどを置き引きした現行犯で、17歳の男子高校生が逮捕されました。 警察の調べで公園などで犯行を繰り返していたことがわかっていて「パチスロや競艇に行って金がなくなった」と供述しているということです。 逮捕されたのは大阪市天王寺区に住む17歳の男子高校生です。 男子高校生は現在高校2年で、ことし3月から7月にかけて長居公園や天王寺区の公園などで、かばんやリュック、財布など計9件約33万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 長居公園では、自転車のかごなどからかばんなどが盗まれる被害が続発していたことから、警察は警戒を強めていました。そして先月、芝生の上に置かれたかばんを男子高校生が盗む様子を警戒中の警察官が発見し、現行犯逮捕したということです。 調べに対し、男子高校生は「友だちとご飯を食べに行ったり、1人でパチスロや競艇に行ったりするとお金がなくなり、高校1年の7月ごろからとるようになった」、「現金だけを抜いて、他のものは盗んだ場所の近くに捨てていた」、「集団に紛れると盗みがバレるリスクが低くなると思った」などと話し、容疑を認めています。