静岡・公民館殺人事件 逮捕の男、会合日程を事前に把握か

静岡市の公民館で男性が殺害された事件で、逮捕された54歳の男が当時開かれていた会合の日程を事前に把握し現場に向かったとみられることがわかりました。 警察によりますと、6日送検された静岡市駿河区中島の無職、澳塩孝之容疑者(54)は今月2日、自宅近くにある公民館に侵入し、自治会連合会長を務める石上義之さん(78)の背中などを刃物で刺し殺害した疑いがもたれています。 石上さんの遺体には複数の刺し傷が確認されていて司法解剖の結果、死因は失血死でした。 澳塩容疑者は警察の調べに対し一連の行為は認めている一方、殺意については、あいまいな供述をしているということです。 当時、事件現場では地域の夏祭りに向けた会合が開かれていて、出席対象ではない澳塩容疑者が事前に日程を把握したうえで、現場に向かい犯行に及んだとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。 また、複数の近隣住民によりますと、澳塩容疑者は自宅の草木が道路にはみ出していたことをめぐり、石上さんや地域の人たちとトラブルになっていたということで警察が詳しい動機などを調べています。

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