警察官かたるニセ電話詐欺、佐賀県内で相次ぐ 白石町の70代男性が2300万円被害 伊万里市の70代女性は800万円被害

警察官などをかたる手口で現金をだまし取るニセ電話詐欺事件が佐賀県内で相次いでいる。白石署は6日、白石町の70代男性が2300万円の被害に遭う事件が発生した発表した。 同署によると6月15日、男性の自宅に警察官を装う男から電話があり、「詐欺グループを逮捕し、関係先からあなた名義の携帯電話や通帳が見つかった」「逮捕状が出ている」と告げられた。SNS(交流サイト)を通じて警察手帳のような物を画像で示され、「マネーロンダリングに関与していないか資産を確認する」などと言われた。 男性は金融庁職員を名乗る男に2回にわたって計2100万円を手渡すなどして7月4日までに計2300万円を詐取された。SNSでのやりとりができなくなって不審に思い、警察に相談して発覚した。 また伊万里署は6日、伊万里市の70代女性が警視庁の警察官などを名乗る手口で800万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。

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