安芸郡府中町での強盗殺人事件を巡り、広島家庭裁判所は、逮捕された男を検察官送致すると決定しました。 広島地検への「逆送」が決まったのは、安芸郡に住む建設作業員の18歳の男です。 決定によると男は、10代の男女2人と共謀し、ことし4月、府中町の公園で東京都の会社員、里見誠さんに暴行を加え死亡させた上、現金などを奪いました。 6日、広島家庭裁判所は、「粗暴で執拗な暴行に基づく犯行で、男の果たした役割は重要なものである。被害者の生命が奪われた結果は重大」などとして、検察官送致、いわゆる「逆送」としました。 また、共謀した18歳の女は、「恐喝」の非行内容で少年院に送致が決定しました。 【2025年8月6日放送】