知人を包丁で刺し、けがを負わせたとして、警視庁荻窪署は殺人未遂の疑いで、東京都杉並区の職業不詳、落合弘範容疑者(56)を逮捕した。荻窪署は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は7月26日、杉並区のアパートの一室で、50代男性の背中を包丁で刺すなどしてけがを負わせたとしている。 荻窪署によると、事件当時、複数人が部屋で酒を飲んでいた。落合容疑者と別の人物が口論になり、止めに入った男性を落合容疑者が部屋にあった包丁で刺したという。 通報を受けて捜査員が現場に駆け付けると、落合容疑者は既に立ち去っていた。その後、自宅を訪れた捜査員に抵抗したなどとして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。