38回に分け出金…90歳女性2500万円詐欺被害

犯人に指示されて38回に分け現金を引き出し、2500万円をだまし取られたとみられています。 ニセ電話詐欺の被害に遭ったのは、京都郡苅田町で1人暮らしをする90歳の女性です。 警察によりますと、女性は今年5月、自宅に電話があり、警視庁の警察官や検察官を名乗る人物から、「あなたの口座が犯罪に使われている」「銀行に入っている現金の紙幣番号を確認する必要がある」などと言われました。 女性は、電話で指示を受け、2つの金融機関のATMで、38回に分けて、合計2500万円を引き出し、6月下旬に3回にわけて、自宅の玄関前に現金を封筒に入れておいた、ということです。 女性の通帳の繰り越し手続きを行った金融機関の担当者が、短期間に同額の引き出しが繰り返されていることに気付いたことから、ニセ電話詐欺の被害が発覚しました。 警察は、「逮捕状」「犯人を逮捕したら…」などの言葉が出たら電話をすぐ切断するよう呼びかけています。

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