バールなどを持って集まり、男性らが乗る乗用車をたたいたり蹴ったりして破損させたとして、警視庁少年事件課は凶器準備集合と暴力行為等処罰法違反の疑いで、東京都足立区の会社員の男（18）ら17～19歳の16人を逮捕した。男ら3人は容疑を否認し、他は認めている。 逮捕容疑は昨年12月20日夜、葛飾区の路上でバールやメリケンサックなどの凶器を持って集まり、10代と20代の男性2人が乗る乗用車を凶器などで破損させたとしている。 同課によると男性らは、男らのグループとバイクの購入を巡ってトラブルになり、話をするために車で同所を訪れたところ、凶器を持って現れた男らに襲われたという。フロントガラスなどを割られた他、外からドアを開けられて暴行を受け、1人は首を捻挫する全治3週間のけがを負った。