南米コロンビアで大統領選挙の候補者が政治集会の最中に銃撃された事件で、11日、危篤の状態が続いていた候補者の死亡が確認されました。 来年のコロンビアの大統領選に出馬予定だったミゲル・ウリベ上院議員は、6月7日に行われた政治集会の最中に銃撃され危篤状態が続いていましたが、11日午前、入院先の病院がウリベ氏が死亡したと発表しました。 病院によりますと、ウリベ氏は銃撃された日から治療を続け、一時容態は安定していましたが、今月9日、脳内の出血によって再び危篤状態となり、予断を許さない状態が続いていました。 地元メディアによると、警察はこの事件で、実行役だった15歳の少年を含む6人を逮捕したということです。