マイナカード偽造容疑で中国の男逮捕 日本人になりすましか、狙いは

マイナンバーカードを偽造し、暗号資産交換のアカウントを作ろうとしたとして、兵庫県警は13日、横浜市南区の中国籍で会社員の男(33)を有印公文書偽造・同行使と詐欺未遂の疑いで逮捕し、発表した。「認めることはできません」と容疑を否認しているという。 サイバー捜査課によると、男は2022年12月ごろにマイナカードを偽造し、23年3月に偽造カードを使って国内の暗号資産交換業者にアカウントの開設を申し込んだが、未遂に終わった疑いがある。 県警は今年7月、別事件で男の横浜市の自宅を捜索し、偽造されたマイナカードを発見。顔写真は男のものだったが、男がかつて住んでいた住所が記載され、名前は日本人の偽名だという。 暗号資産交換業者は、偽造されたマイナカードに記載された住所に書類を送ったが、返ってきたことからアカウントは開設されなかった。 県警は、男や別の日本人の男(41)=組織的犯罪処罰法違反で逮捕=がマネーロンダリング(資金洗浄)をするグループとみている。(根本快)

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