クロスボウ殺傷事件、9月初公判 兵庫4人被害、法改正の契機に

兵庫県宝塚市の住宅で2020年6月、家族ら4人がクロスボウ(洋弓銃)で撃たれ3人が死亡、1人が負傷した事件で、殺人と殺人未遂の罪で起訴された無職野津英滉被告(28)の裁判員裁判の初公判が9月25日に開かれることが14日、神戸地裁への取材で分かった。判決は10月31日に言い渡される。 事件が大きなきっかけとなり、ボーガンとも呼ばれるクロスボウを規制対象に加えた改正銃刀法が成立。所持は原則禁止、許可制となった。 県警によると被告は現場の家で被害者のうち2人と同居し、逮捕後に「家族全員を殺すつもりだった」と供述。神戸地検は責任能力を調べるため鑑定留置した。

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