大分県沖の海上で砂利採取運搬船がヨットと衝突し、男性が死亡した事故で、大分海上保安部は運搬船の船長を業務上過失致死などの疑いで逮捕しました。 業務上過失往来危険と業務上過失致死の疑いで逮捕されたのは、砂利採取運搬船「第三十八さだ丸」の船長で静岡県焼津市の望月佑紀容疑者(28)です。 きのう午前、津久見市沖で「第三十八さだ丸」がヨットと衝突。ヨットに乗っていた医師・山本真さん(70)が死亡しました。 大分海上保安部は、望月容疑者が注意義務を怠ってヨットと衝突し、山本さんを死亡させた疑いが固まったとして、昨夜、逮捕しました。 海上保安部は他の運搬船の乗組員にも話を聞くなど、事故当時の状況を調べています。