なぜ?「国際法違反で逮捕状」が出ているプーチンが、アメリカで逮捕されず米ロ会談に臨める理由

「国際刑事裁判所(ICC)に起訴されているプーチンは、アメリカの地を踏んだ瞬間に逮捕されるのか?」 ウクライナ戦争などが議題となるとみられる米ロ首脳会談が迫る中、このような疑問がSNS上で飛び交っている。 会談は15日の午前11時30分頃(現地時間)、アンカレッジ郊外の統合基地エルメンドルフ・リチャードソンで行われる予定だ。プーチンが8月15日にアラスカに到着すれば、2015年9月の国連総会出席以来となる約10年ぶりのアメリカ訪問となる。 プーチン訪米の報を受け、SNSのユーザーや専門家らは、プーチンを逮捕するようアメリカに促している。しかし、国際法および米国内法のいずれにおいても、アメリカにはICCの発行した逮捕状を執行する義務は存在しない。

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