自宅で知人の男性に暴行を加えて死亡させたとして、小松署は16日、傷害致死の疑いで、小松市安宅町、自称建設業竹松勇作容疑者(44)を逮捕した。竹松容疑者は犯行後、自ら「(知人が)息をしていない」と110番通報した。容疑を認めている。 逮捕容疑は14日ごろから16日午前4時半ごろまでの間、自宅で知人の小畑正博さん(51)=同市大島町=の頭部や顔面、胸などを素手や工具で殴る暴行を加え、死亡させた疑い。 署によると、小畑さんは鼻の骨や肋骨を折るなどのけがを負った。駆け付けた救急隊員がその場で小畑さんの死亡を確認した。検視の結果、死因は外傷性ショックだった。 署は17日に司法解剖し、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、詳しい動機や経緯を調べる。