身障者用の「駐車禁止除外指定車標章」を偽造して乗用車に掲示 容疑で元幕内力士を逮捕

身体障害者らに交付される「駐車禁止除外指定車標章」を偽造して掲示したとして、警視庁本所署は18日、偽造有印公文書行使の疑いで、元幕内力士の照強で、自称格闘家、鈴木翔輝容疑者(30)=東京都墨田区=を逮捕した。「偽造された標章をカラーコピーして使用していた」と容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年7月21日夜、墨田区内の自宅マンション近くの路上で、乗用車のダッシュボードに、偽の標章を掲げたとしている。 本所署によると、翌22日に署へ駐車をめぐる苦情の電話が入り、署員が確認したところ、偽造防止のホログラムがないことに気づいたという。発行日や有効期限に書き換えられた形跡もあった。 標章の不正利用を巡っては、神田署が2月に別の力士を摘発しており、本所署は関連についても調べている。

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