6月7日夜、福岡市南区で免許がないにもかかわらずオートバイを運転して交差点でタクシーに追突し、運転手の男性に軽傷を負わせたうえ現場から逃走したとして38歳の建設業の男が逮捕されました。 自動車運転処罰法違反（無免許過失運転傷害）と道路交通法（救護義務等）違反の疑いで逮捕されたのは住居不詳の建設業・福井正信容疑者（38）です。 福井容疑者は6月7日午後8時23分ごろ、南区那の川で無免許にもかかわらずオートバイを運転して交差点で左折のため一時停止していたタクシーに追突し、62歳の運転手の男性の首や背中に軽傷を負わせたうえオートバイを乗り捨てて現場から逃走した疑いが持たれています。 タクシーの乗客1人と福井容疑者にけがはありませんでした。 警察が防犯カメラの映像を調べるなどの捜査を進めた結果、福井容疑者が関与した疑いが強まったということです。 警察によりますと福井容疑者は交通違反の累積で運転免許の取消処分を受けていたということです。 取り調べに対し、福井容疑者は「私が無免許でバイクを運転し、追突事故を起こしたのにその場から逃げたことに間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。