長男暴行死疑い、母親を不起訴 千葉地検「証拠確保できず」

千葉地検は22日、千葉県船橋市の自宅で生後11カ月の長男を床に投げるなどして死なせたとして、傷害致死などの疑いで逮捕された母親(27)を不起訴処分とした。地検は「十分な証拠を確保できなかった」としている。 母親は2023年7月、長男を床に投げたり顔を平手打ちしたりして死亡させた疑いで県警に逮捕され、処分保留で釈放されていた。 母親が出産前の妊婦健診を受けなかったことなどから、元々住んでいた千葉市の児童相談所が育児放棄の恐れがあるとして、生まれた直後の長男を一時保護。23年5月以降も県の児相や船橋市の担当者が家庭訪問したが、身体的な虐待の形跡はなかった。

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